Spring — 春
花衣
桜の花びらを一枚一枚、薄紅の練り切りで。
口に含むと、吉野の春が広がる。
KAZURU — Since 1906
季節をひとつ、手のひらに。
Step 01 — 練り
丹波大納言小豆を三日かけて炊き上げる。
火加減は職人の指先が知っている。
百二十年、変わらない手の記憶。
Step 02 — 型
木型は三代目が彫ったもの。
ひとつの菓子に、三十の工程。
手のひらの中で季節が生まれる。
Step 03 — 彩色
天然の色素だけで、七十二の銘菓を染める。
桜はくちなし、紫陽花は紫根。
季節の色は、自然からの借りもの。
Four Seasons
Spring — 春
桜の花びらを一枚一枚、薄紅の練り切りで。
口に含むと、吉野の春が広がる。
Summer — 夏
葛を透かして見える青紅葉。
涼を目で味わう、夏の一服。
Autumn — 秋
紅葉を映した薯蕷饅頭。
栗と白味噌の餡が、秋を深める。
Winter — 冬
雪の白さを求白で表す。
柚子の香りが、冬の静けさに灯をともす。
ひと口の中に、
百二十年の時を。
Philosophy
明治三十九年、初代 鶴田花之助が東山の地に小さな菓子舗を開いた。 「季節を映す鏡であれ」——その言葉を、四代にわたって守り続けている。
上生菓子は、目で楽しみ、手で感じ、舌で味わう。 ひとつの菓子に込められた三十の工程は、 すべて「この一瞬の季節」を届けるためにある。
茶師が選んだ日本茶とともに、 五感のすべてで季節を味わう体験を。 それが花鶴の、変わらない約束。
創業からの歩み
季節の銘菓
茶師厳選の日本茶